上位10%が全体の7割を独占している世界 :スリザリオと人間社会の共通点
スリザリオはドはまりするゲームですね。
もしかすると、人間社会と似ている部分があるのかもしれません。
ところで全てのミミズのエネルギー(長さ)をすべて足し合わせるとどれくらいのエネルギー(長さ)量になるのでしょうか。
自分が1位になったゲームを見直し、順位とエネルギー(長さ)量の関係を調べました。
表 順位とエネルギー(長さ)量の関係
下の順位においては、わずかなエネルギー(長さ)量の増加で順位が上がっていきますので、記録可能なポイントは限られていました。
順位とエネルギー(長さ)量の関係をグラフにすると下のようになります。
このグラフを眺めると、大多数のミミズはエネルギー(長さ)量が限られていることがわかりますね。
全てのミミズのエネルギー(長さ)をすべて足し合わせるために順位階級ごとのエネルギー(長さ)総量を計算しました。
順位階級ごとのエネルギー(長さ)総量
1位から30位までは実際の数値がありますのでそれを足し合わせましたが、31位以下はデーターが限られていますので、得られた数値を参考に適当に割り振りました(本当に適当です)。
全てのミミズのエネルギー(長さ)量を足し合わせたところ、その総量は約60万でした。
上位のミミズがどの程度、エネルギー(長さ)量を独占しているのか調べてみました。
結果ですが、上位10位以内のミミズのエネルギー(長さ)量は全体の3~4割になっているようですね。
上位20位以内のミミズのエネルギー(長さ)量は全体の半分になっているようです。
逆に言うと、総エネルギーの半分は上位者20位が独占しています。
上位30位以内のミミズのエネルギー(長さ)量は全体の65%になっています。
すごく偏った世界のように見えますが、人間の現実社会と比較すると、そうでもないようです。
米国は、上位10%の層が資産の7割を独占しているそうです。
スリザリオにおいては上位40位以内(上位9.6%)が72%を占めていますので、スリザリオの世界は米国の資産実態と似ていますね。
(ちなみに日本は、上位10%の層が資産の34%を独占しているとのことです。ほかの先進国と比べて、格差の小さな国なのですね。)
スリザリオは現実社会を反映しているがゆえに、人間の本能をくすぐり、人気となっているのかもしれません。
たかがゲーム。されどスリザリオ。
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